釧路に来てから「寝る前5分の読書」が習慣化している。
読んでいるのは、アイヌと北海道に関する本が多い。
本州とはかなり違う北海道で暮らし、この土地の成り立ちや歴史を知ろうとすると必ずアイヌにたどり着く。地名やチャシの名残、身近な動物との共存など、生活をしていてアイヌを感じることが多々ある。
美しくも厳しい、本気の大自然と向き合い、この土地にふさわしい生き方をしていたのがアイヌなのではないかと思う。文字文化を持たず、同化政策により一度は封印された過去を紐解いていくには、様々な角度から検証された書物を読んでいく必要がある。
移住者だからこそ、アイヌと北海道への興味はつきない。
※身近にあるアイヌの城跡「チャシ」