今季面白いテレビドラマは断然この2作。
「anone」の脚本は「カルテット」の坂元裕二、
「アンナチュラル」の脚本は「逃げ恥」の野木亜紀子。
何気ない会話がよかったり、伏線の敷き方がうまかったり、
緩いところから一気にたたみかけるダイナミズムがあったり、
どちらの作品もまず脚本の出来に感心している。
そして、キャスティングと役者がいい。
両作とも重めの題材で暗めのトーン、
地味目の個性派俳優陣が脇を固める中、
広瀬すずと石原さとみの華のある存在感が効いている。
「anone」の映像は映画のようだし、
「アンナチュラル」のシンゴジコンビにニヤリ。
3月まで楽しみなドラマが2つもあれば、
釧路の寒い冬も乗り切れそう。