日々の買い物は「春採湖」方面に行くことが多い。
もちろん自転車で。
いつも景色がきれいな春採湖だが、
氷点下の日が続き、湖面に薄氷が張られ、
鏡のように映る景色がまたきれい。
※陽が落ちる直前の「春採湖」もいい
日々の買い物は「春採湖」方面に行くことが多い。
もちろん自転車で。
いつも景色がきれいな春採湖だが、
氷点下の日が続き、湖面に薄氷が張られ、
鏡のように映る景色がまたきれい。
※陽が落ちる直前の「春採湖」もいい
のんこと能年玲奈の「へーんなのっ」という曲の
ライブのYouTubeをよく見ている。
自分で作詞作曲しているパンク調の曲で、
今どきでないボーカルスタイルで、
弾いているギターも思っていたより上手い。
濃いめのメイクと派手めな衣装、
バンドのメンバーは全員女性。
若い子たちに流行っているネオ80Sというより、
ゼルダやキャ→、赤痢といった
80年代インディーズのガールズバンドが浮かぶ。
もしかして、今の芸能界でうまくいっていないのは、
彼女の本質が時代と合っていないからなのかと
釧路の地で思ってみたりする。
まあ、そんなことは気にせず「へーんなのっ」って言ってやれ。
※というわけで、のんの「へーんなのっ」はこちら
https://www.youtube.com/watch?v=RIrpVW-AITo
釧路に来て太宰治にハマるとは思ってもいなかった。
きっかけは「コーチャンフォー」で最初に買った随筆集なのだが、
夏目漱石や芥川龍之介など、名だたる作家の随筆が並ぶ中、
太宰治のものが(個人的に)ずば抜けて面白かった。
小学生のときに「走れメロス」を読んだものの特に興味もなく、
「心中」「暗い」といった一般的なイメージを真に受けていたが、
言葉選びや文章の構成がとてもユーモラスで読みやすい。
それは「暗い」と言われる代表作の「人間失格」でも同様で、
一見どうでもいいような情報をつらつらと並べて、
人物や背景を浮き立たせ、物語が勝手に進んでいくように読ませる。
文章自体は全然古臭くないし、小刻みなリズムもいい。
仕事で文章を書く身において、
かなり好みな、理想的な文章と言っても過言ではない。
「コーチャンフォー」のカラーしおりが少しずつ増えていく。
※「コーチャンフォー」で最初に買った随筆集はこれ