チャリンコ釧路生活

車がないと生きていけない釧路で、自転車のみの生活に挑戦していました。

春採湖の氷の鏡

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日々の買い物は「春採湖」方面に行くことが多い。
もちろん自転車で。

いつも景色がきれいな春採湖だが、
氷点下の日が続き、湖面に薄氷が張られ、
鏡のように映る景色がまたきれい。

 

※陽が落ちる直前の「春採湖」もいい

https://twitter.com/kushiro94646/status/936878147378614273

リビングのオンザコーナー

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釧路に移住した理由のひとつとして、
生活レベルを上げたかったというのがある。

東京の六帖一間の1K暮らしを改善して、
もっとゆったりと生活したかった。

東京で2LDKの家賃は10万円以上が相場だが、
釧路の今の2LDKの住まいは東京の1Kよりも安い。
しかも駐車場、物置付き。

仕事、食事、寝るを同じ部屋でしていた生活から、
全部、別々の部屋でできる生活に変わった。

当然、日常にメリハリが生まれていい仕事ができ、
東京にいた頃よりも快適な生活を送っている。

リビングのテレビ、ステレオ、CDやレコードも
理想的な形で並べることができた。 

 

へーんなのっ

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のんこと能年玲奈の「へーんなのっ」という曲の
ライブのYouTubeをよく見ている。

自分で作詞作曲しているパンク調の曲で、
今どきでないボーカルスタイルで、
弾いているギターも思っていたより上手い。

濃いめのメイクと派手めな衣装、
バンドのメンバーは全員女性。

若い子たちに流行っているネオ80Sというより、
ゼルダやキャ→、赤痢といった
80年代インディーズのガールズバンドが浮かぶ

もしかして、今の芸能界でうまくいっていないのは、
彼女の本質が時代と合っていないからなのかと
釧路の地で思ってみたりする。

まあ、そんなことは気にせず「へーんなのっ」って言ってやれ。

 

 ※というわけで、のんの「へーんなのっ」はこちら

https://www.youtube.com/watch?v=RIrpVW-AITo

 

太宰治ブーム

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釧路に来て太宰治にハマるとは思ってもいなかった。

きっかけは「コーチャンフォー」で最初に買った随筆集なのだが、
夏目漱石芥川龍之介など、名だたる作家の随筆が並ぶ中、
太宰治のものが(個人的に)ずば抜けて面白かった。

小学生のときに「走れメロス」を読んだものの特に興味もなく、
「心中」「暗い」といった一般的なイメージを真に受けていたが、
言葉選びや文章の構成がとてもユーモラスで読みやすい。

それは「暗い」と言われる代表作の「人間失格」でも同様で、
一見どうでもいいような情報をつらつらと並べて、
人物や背景を浮き立たせ、物語が勝手に進んでいくように読ませる。

文章自体は全然古臭くないし、小刻みなリズムもいい。
仕事で文章を書く身において、
かなり好みな、理想的な文章と言っても過言ではない。

コーチャンフォー」のカラーしおりが少しずつ増えていく。 

 

※「コーチャンフォー」で最初に買った随筆集はこれ

http://kushiroshiro.hatenadiary.jp/entry/2017/11/14/083002